ホームステイ型民泊ホストのポイントマニュアル、心構え
みたいなものを、我がグループでも資料として考えてみました。
補足、ご意見をどうぞ。
民泊運営の心構え(ホストとして普段から又はゲスト宿泊時に考えるべき重要な要素は何か)
愛知·名古屋ホーム民泊の会 資料 By Yoshihisa
※民泊というものを概念的、実質的、具体的に、いったい、何をどこまでどんな考えで提供すれば良いのか、の解決の為に~
※意識化せずに何も考えずにいつの間にか、重要な事を忘れて、いい加減な施設に陥ったり、逆に無駄な過剰サービスで疲弊しないために
1 特に重要な、為すべきこと(うっかり大事な事を忘れないため)の概念的要素(心構え)は何か
※ホストの日常は、ゲストにとっては、興味深い非日常!この提供の意義を前提として。
民泊の不可欠の目的:
宿泊施設としての少なくとも最小限の存在価値は確保=少なくとも宿泊者の必要最小限の不可欠の基本的要求を満たす。
宿泊者の必要最小限の不可欠の基本的要求とは
1)前提条件
民泊の守備範囲は人間の衣食住のうち、短期的(食)住を提供する範囲
2)短期的な(食)住の範囲での宿泊者の必要最小限の不可欠の基本的要求の主な要素とは、
※生理的要素が第一
①食べる(民泊では場所確保が主。洗い片付ける場所含む)
②排泄する
③体を洗う
④寝る
⑤短期的に居住する(快適な室温等リラックスできる空間)
⑥緊急時の身の安全措置が図られている
3)中期的には、ゲストによる掃除や洗濯行為、観光、交流などの、持続的、文化的要素等へ発展し、その対処が必要になる。
※最初からこれではない。
2 以上の概念的な、為すべき事の要素の具体的実現手段は何か
◎日頃から、まずは少なくとも、①から⑥までの宿泊設備の安全快適スムーズな利用提供の為の施設の準備、点検、修理、更新、拡充をすること
※日頃から関係する旅館等への衛生上、消防法上等の法令等も理解しておくこと。
※例:トイレ、洗面、フロ、シャワー、ベッド(フトン)、イス、ソファー、テーブル、エアコン、テレビ、防災、防犯
3 宿泊時のフロント業務時に念頭に置くべき目的、考え方は何か
※フロント業務時に忘れてはいけない概念的事項
(なんのためにやっているのか意識化する)
1 少なくとも①〜⑥までの適切な準備の後、自信をもって必要不可欠な基本的サービス(ギブ)を行うこと(説明を含む)。
できたら、更にそれ以上の文化的サービスを加えること。
2 全てにおいて、適正な対価を得ること(テイク)
(適正な対価:ボランティアに傾きすぎると民泊の持続可能性がなくなる)
3 ハウスルールの逸脱行為をチェックする(チェックアウト時が特に重要。ルーズになりやすい)と共に、近所への迷惑防止(自分が主体的に真ん中に入って解決すること、あるいは事前に予防措置をとること)
4 1~3についての突発的な問題の発生を日頃から想像し、対処方法を考える(仲間や警察などに頼ることも必要)とともに、万一の発生時には、問題解決を含めて、逃げずに(ホストは責任者。逃げられない)対処し、更に、自分の生活になるべく支障が少ないようにフロント業務を要領よく自分の生活に組み入れた上で、毎回千差万別の客への、ぶっつけ本番のサービスをライブで楽しむこと。